保育の心理学に頻出の人名をまとめていきます。たくさんあるので3回目のまとめになります。
保育の心理学で頻出の人名は教育原理の科目でも頻出の人名になります。子供の心理を研究した方々の研究を勉強するととても興味深いです。ただただ暗記するのではなく研究内容を理解しながら進めていくと保育士さんとして現場でも活用できると思います!
保育の心理学で覚える人名、教育原理や社会福祉の科目でも出てくるよ
エリクソン
フロイトの精神分析に基づき、アイデンティティの概念を中心にした
「社会的発達理論」を提唱したのがエリクソンです。
人間の一生を8つの段階にわけました。
「エ?サカナクションのアイデンティティ?」
エリクソン、エリクソン、エリクソン、、、サカナクション、、、、
アイデンティティってきくとサカナクションがイメージされてしまう私は、サカナクションの歌詞もなんとなくイメージしつつ、ダイソン掃除機が賢すぎてアイデンティティ持ってしまうかもしれない。
エリクソンの社会的発達理論
「しんじはツンデレ勤勉、あいちゃんと親密生徒」
・基本的信頼=乳児…しん
・自立性=幼児初期…じは、
・積極性(自主性)=幼児期…積んで(れ)
・勤勉性=学童期…勤勉
・自我同一性(アイデンティティ)の形成=青年期…あいちゃん(と)
・親密性=成人初期…親密
・生殖性=壮年期…生
・統合性=老年期…徒
エリクソンンの語呂合わせはたくさんあると思うので、しっくりくるものを選んでみたり、自分で考えてみるといいと思います。過去問では発達段階の順番の正誤問題などがあるので、順番が思い出せるように記憶しておくことが必要です!
ハヴィガースト
エリクソンより前に、発達課題を提唱したのがハヴィガースト。アメリカ人です。
乳児期・児童初期から高齢期までの6つに人生の段階を区分しました。
「ガストでハッピー6つまで」
6歳まではガストへ連れて行けば嬉しい!!
うちの子はまだまだ喜ぶけど~
バルテス
「生涯発達心理学」を提唱したのがバルデス。得と喪失が
相互に関連しながら生涯にわたって進む過程ととらえました。
高齢者の知恵を重視しました。
「老後は知恵を絞って生涯発達、はるですね」
ドイツ人のバルデスさん、知恵を沢山持っていそう~
マズロー
マズローは人間の欲求を5段階(生理的、安全、社会的、承認、自己実現の欲求)とする、
マズローの欲求五段階説を提唱しました。
「せあしゃ承認自己実現、5段階!まずいだろ~?(まずろ~)」
5段階の頭の文字を並べただけですが、
すぎちゃんのワイルドだろ~のイメージで暗記しました!
「せあっしゃ(せっしゃ)承認自己実現、5段階!まずいだろ~?(まずろ~)」
・せ…生理的
・あ…安全
・しゃ…社会的
・承認
・自己実現
マーシア
エリクソンのアイデンティティ概念を拡張して、達成型、
拡散型、早期完了型、モラトリアム型の4つの自我同一性地位を分類、
4つの状態をアイデンティティ・ステイタスと呼びました。
「あ!遺伝?ステイタス、マレなマーシア」
まれな遺伝があったのかな。マーシアちゃん。
過去問を見ると、エリクソンのアイデンティティについての問題もありますが、エリクソンの概念を発展させたマーシアについての過去問を見かけることが有ります。要暗記人物です!
↓例えばこんな問題
アイデンティティの実証研究は、マーシア(Marcia, J.E.)によって大きく進展した。彼はエリクソン(Erikson, E.H.)の概念である( A )と積極的関与を用いて、4つのアイデンティティの状態を定義し、( B )と呼んだ。この発達を検討した縦断的研究によれば、青年期前期から後期にかけて( C )状態になることが多くなる一方で、成人期になってから再び( D )状態へと戻ることもある。
【語群】
ア 葛藤
イ 危機
ウ ジェンダー・アイデンティティ
エ アイデンティティ・ステイタス
オ 早期完了
カ 達成
キ モラトリアム
ク 拡散
1 .(A)ア (B)ウ (C)オ (D)キ
2 .(A)ア (B)ウ (C)カ (D)ク
3 .(A)ア (B)エ (C)カ (D)キ
4 .(A)イ (B)ウ (C)オ (D)ク
5 .(A)イ (B)エ (C)カ (D)ク
( 保育士試験 平成28年(2016年)前期 保育の心理学 問93
まれな、あ!遺伝ステイタス、マーシアちゃんを知っていれば、消去法で(3)(5)がどちらかに絞ることができますね。エリクソンと言ったらモラトリアムですから、おのずと(5)が正解であることが分かります。
まとめ
皆さんはカタカナ文字の外国人名を暗記するのは簡単ですか?私自身は本当に苦手です。学生時代は暗記は常に語呂合わせで絵をイメージしながら暗記していました。
保育の心理学で頻出の外国人名は、社会福祉や教育原理と横断している範囲になりますので、保育士試験を受ける際はどの教科も同時に合格を目指して勉強することをおすすめします!
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